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次男の珍道中

心配したけど笑っちゃう次男ですの珍道中

次男は週末のチームの練習以外にサッカースクールににも通っています。

春休み前から何だかダラダラしてやる気の無さがプレーに出ていたのでしばらくの間は

行かせてなかったのですが、「やりたい!!  もっと上手くなりたい!!  頑張るから!!」との決意を

見せたのでしばらくぶりにまた通い出しました。

月曜日の場所は少し遠いので時間も間に合わず送って行っていたのだけど丁度4月から開始時

間が1時間遅くなりバスで行っても間に合うようになりました。

ならば、一人で行きなさい。 そんなに自分がやりたいなら!と、カツを入れ昨日は初めて一人で行

かせてみました。

バス代ともしもの場合の電話代を持たせて。

30分位した時、私のケータイに「公衆電話」の着信!!

わぁ~でた~。 迷ってるんだ!!

電話口の次男は大泣き。  『まず、泣きやみなさい。 落ち着いて。』と、いい話を聞くと大井町駅

で降りるはずが大森駅で降りてしまったと。

『間違えちゃったよ~。』と泣く次男に「落ち着いて。今降りた場所からまたバスに乗って大井町

駅で降りれば大丈夫だからね。」と言うと『だって、もうお金がないもん!!  ど~しよ~』とまた大泣き。

そうでした、帰りは迎えに行くつもりリで行きのバス代と電話代を持たせただけでした。

挙句に公衆電話を初めて使う次男は10円玉一つを入れただけだったのでツーツーとそこで電話

も切れてしまいました・・・。

あと、10円しか持っていません・・・。  すぐにまたかかってきたので場所を聞いて『そこから動く

な!!』と言って大急ぎで迎えに行きました。

言っていた場所にいました。  私を見つけるとかけよってきてまた大泣き・・・。

怖かったね・・・・。 心細かったね・・・。

いい機会だと思い、ああいうときはパニックにならないこと、泣いても解決はしない事など話して聞

かせました。

その後、そんな事があった事はみじんも出さずサッカーをしていました。

が、帰り道に次男の話を聞いてみると私に泣きながらかけてくる前に結構頑張ったようです。

まず、バスを降りた瞬間 『あっ、間違えた! 』と思いもう一度バスに乗せてもらおうとしたけどバスが

行ってしまった事。 駅員に聞いたらバスより電車の方が早いと教えてもらい切符を買おうとしてお

金がない事に気付いたなど。

で、あの大泣きになったわけです。

そっか、いろいろ頑張ってみたんだね。 でも、あんなに大泣きしていたらみんな見ていたんじゃ

ない?と、聞くと『それは、大丈夫。 ちょっとした部屋みたいなところに入ってたから』って。

もしかして、それは電話BOXのこと?

次男のびっくりしたけど笑っちゃう珍道中の結末です。